夢モデルわくわくストーリー

好きなことをする!好きなことしかしない! 水族館の飼育(しいく)員 市川 淳一郎さん サンシャイン国際水族館展示課

市川 淳一郎さん

未知なる海の不思議にみせられた小学2年生

(おさな)いときから好奇(こうき)心旺盛(おうせい)で,街じゅうのおもしろいものも好きだったし,生き物も好きでした。生き物では,初め昆虫(こんちゅう)が好きでしたが,それが海の生き物に移(うつ)ったんです。家の近所に東京水産大学【現(げん)・東京海洋大学】があり,「さかなの勉強をする大学」と親が教えてくれたり,母が『コンチキ号漂流記(ひょうりゅうき)』を読み聞かせてくれているうちに,小学校2年生のときには水族館で働きたいと思っていました。

だれもやっていないからこそチャレンジだ!

数年前まで生きたサンゴは水そうで飼(か)えず,あちこちでいろんな人が試行錯誤(しこうさくご)していました。クマノミの水そうを担当(たんとう)しているとき,その水そうでサンゴを飼ってみることにしました。水族館の水そうにはすべて,ろ過(か)装置(そうち)を付け,その中に入っている砂(すな)に水を通して水をきれいにしています。「サンゴには,その砂に水を通さない方がいいらしい」と,よその水族館の例から知りました。でも実際にやってみるとすぐにはうまくいきません。けれども,いろいろためしていくうちに,やはりろ過装置の砂に水を通さない方が,どうもサンゴは元気がいいとわかってきました。従来(じゅうらい)の水族館の常識(じょうしき)では,ろ過装置の砂に水を通さない,つまりろ過させないなんてありえないことです。ですがクマノミの水そうで成功したので,水族館のほかの人も理解(りかい)してくれるようになり,この方法で生きたサンゴを飼って展示(てんじ)することが実現(じつげん)しました。今までできなかったことができるようになるための試行錯誤をつづけているときは,わくわくしますね。

海の世界はまだまだ知らないことだらけだ!

海にサクラエビの調査(ちょうさ)採集(さいしゅう)に行ったときのことです。日中は水深200mくらいにいるけれど,夜は水面付近に上がる深海魚がいます。それがサクラエビといっしょにかかりました。「わぁー,すげー,図鑑(ずかん)でしか見たことなかったけど本物だ!」アンコウのように発光器がついていて暗やみに光ってきれいでした。『本当に光るんだ〜』と感動しました。しかも,思っていたよりはるかに小さくて,『本物は,こうなんだ〜』とまた感動でした。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:昆虫採集 / スケートボード【本当はサーフィンがしたかった】 / 007(ダブルオーセブン)の映画(えいが)
  • 得意だったこと:いたずら / 口答え【子どもだからとごまかす先生に,なめるな!と思っていた】
  • 好きだった教科:体育図画工作
関連情報 サンシャイン国際水族館

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