夢モデルわくわくストーリー

世界じゅうに自分の手で庭をつくりたい! 造園(ぞうえん)家 三井 宣太郎さん 相模庭苑株式会社

三井 宣太郎さん

ホッと安らげる空間をつくりたい!

父が造園(ぞうえん)家で子どものころから手伝っていたので自然とあとつぎだと思っていました。それで大学は,造園学科にしか行く気がなく1年,ろう人(にん)しました。ある日,昼間の公園でひとり弁当(べんとう)を食べていたときに,すごくこどくで社会から取り残されたみたいな気持ちになったんです。そのとき『ああ。こういう気持ちの人が安らげる公園や庭をつくれたらいいな』と,思いました。それが自分自身の夢として造園家になりたいと思ったしゅんかんでした。そのあと,イギリスで修行(しゅぎょう)するチャンスがあったんですが日本人として地下たびをはいて気負ってましたね。ふと見ると,どんよりした冬の庭に赤いケシの花がさいている。その美しさに心なぐさめられホッとしたんです。『ああ,この気持ちがあれば,造園家としてやっていけるかもしれない』と思えました。

自分がイメージした自分にしかつくれない庭に一歩ずつ近づきたい

世界じゅうにこの手で庭をつくりたい。その夢のために小さな目標を立てて,ひとつずつ乗りこえていくときわくわくします。たとえばイタリアにいたとき,石づくりの小屋「トゥルッロ」というのを知りました。『こんなあずまやを自分のつくる庭に置けたらなあ』。すぐに職人(しょくにん)の親方に会いに行き,半年間働かせてもらいながらつくり方を覚えました。イタリアでも4人しかつくれる親方がいないんですよ。この技術(ぎじゅつ)を学べば,自分がイメージした自分にしかつくれない庭をつくることに一歩近づける,そう思ってわくわくするんです。

石,植木,花がピッタリ合って,お客さんも自分も満足する庭

あるときイタリア風の庭を注文されました。ぼくもイタリアで修行しましたが,そのお客さんは,イタリアにすんでいた期間がとても長く,庭や文化にくわしくて,こだわりのある方でした。難(むずか)しい注文でした。ですが,自分がイタリアで学んだ庭のイメージをお話し,石,植木,花,そして水などのひとつひとつの素材(そざい)を,選んでていねいに集めて,つくっていきました。完成したときには,思った以上にそのお客さんに喜んでもらえ,自分でも『やったなあ』と満足できるできばえで,ひじょうに感動しました。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:レゴブロックを作ること / 秘密(ひみつ)基地(きち)を作ること
  • 得意だったこと:人をまとめること / ものを考えて作ること
  • 好きだった教科:図画工作体育
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