夢モデルわくわくストーリー

鶏(にわとり)は注いだ愛情を卵(たまご)で返してくれる 畜産(ちくさん)家 【養鶏(ようけい)業】 越川 勝義さん 越川養鶏園

越川 勝義さん

結婚(けっこん)をきっかけに家業をつぐ決心を

わたしが1歳(さい)のころ,1950年(昭和25)に父が養鶏業を始めました。子どものころから手伝いはしていて,バケツでエサを運んだり,ホースで水をまいたりしていましたね。そのころは設計(せっけい)士やF1(エフワン)レーサーなどにあこがれていて,将来(しょうらい)はそういう道に進みたいと思っていました。しかし当時は「長男は親のあとをつぐ」という教えが強く,また親をほっとけなかったというのもあり,20歳で結婚したのをきっかけに正式に家業をつぐことを決意しました。設計は趣味(しゅみ)でつづけていて,事務所(じむしょ)などは自分で建てたんですよ。

手間ひまかけて育てたヒナの成長が楽しみ!

卵からかえった次の日にヒナを鶏舎(けいしゃ)に入れるのですが,誕生(たんじょう)後50日くらいは湿(しつ)度や温度に気をつけ,エサも親が食べさせるもののようにしっとりさせて,親といっしょにいるような環境(かんきょう)を作っています。エサの配分がちょっとでもちがってしまうと,やせてしまう鶏や下痢(げり)をしてしまう鶏が出てきますから,少しも気がぬけません。でも,そうやって細心の注意をはらって育てた鶏が健康に成長していくのを見るのがとても楽しみです。また,鶏が卵を産む成績(せいせき)も気になるところ。毎日9割(わり)以上の鶏が卵を産んでくれると,自己(じこ)満足ですがうれしいですね。愛情を注ぎこんだ分だけ自分に返ってきたかな,なんて思います。

卵アレルギーの子どももおいしく食べられた!

以前は問屋(とんや)を通してスーパーなどに卵をおろしていましたが,最近直売を始めたんです。今までよりも消費者の立場に立って考えるようになりましたし,いっそう『しっかりしたものを作らなければ』と思うようになりました。地元の千葉(ちば)のみならず,東京や横浜(よこはま)から「味がいいから」と買いに来てくれるお客さんがいることはすごくはげみになりますね。あるお母さんから「子どもが卵アレルギーなんですが,ここのヨード卵(らん)だけは食べられるんです。」と聞いたときは,とても感動しました。良い卵ができるように,あえて管理が大変な開放型というやり方で養鶏場を営(いとな)んできたので,その苦労がむくわれた気がしましたね。『こだわりを持ってこの仕事をつづけていてよかったな』と思うしゅんかんです。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:両親に遊びに連れて行ってもらうこと / 潮干狩(しおひが)
  • 得意だったこと:何かを作ること / 野球
  • 好きだった教科:図画工作体育

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