夢モデルわくわくストーリー

写真を通じてスポーツの感動を伝える スポーツカメラマン 三船 貴光さん 株式会社 フォート・キシモト

三船 貴光さん

肉眼(にくがん)では見られない,写真ならではの表現(ひょうげん)のおもしろさを発見

子どものころからスポーツが得意で,小学4年生から中学卒業まで競技(きょうぎ)スキーをしていました。カメラに興味(きょうみ)を持ったのは,小学6年生のときに,父親が持っていた一眼(いちがん)レフカメラをゆずってもらったのがきっかけです。一眼レフカメラは,それまで自分が使っていたコンパクトカメラとちがって,背景(はいけい)をぼかす,流しどりができるなど,肉眼では見られない写真ならではの表現ができ,『こんなおもしろいもので仕事ができたらいいな』と思い,写真の道をめざすことにしました。しかし,いざカメラマンとして就職(しゅうしょく)を考えたときに,写真は好きだけれど,自分が何をとりたいのかが決められずになやみましたが,結果,子どものころから身近であり,今でも大好きな“スポーツ”をとりたいと思うようになり,スポーツ写真を専門(せんもん)としている会社に就職しました。

経験(けいけん)がものを言う,とったしゅんかんの手応(てごた)

世界にはさまざまなスポーツがあり,スポーツの数だけ写真のバリエーションがあります。また,最後まで結果が分からないのがスポーツのおもしろさであり,それは写真をとる上でも同じです。スポーツ写真は,物どりや人物・風景写真とちがってしゅんかんをとるもの。同じシーンは二度と再現(さいげん)されません。わたしはこれまでさまざまな競技をさつえいしてきましたが,なかでも陸上競技をとるのが好きです。特にオリンピックや世界大会などの大きな大会のさつえいはわくわくします。一眼レフカメラはシャッターを切るとき,目の前の被(ひ)写体が見えなくなるしゅんかんがあります。しかし,経験(けいけん)を積んでいくうちに,いいシーンがとれたかどうかはとったときの感しょくでわかるもの。とったしゅんかんに手応えを感じたときは『よしっ,やったぞ!』と興奮(こうふん)してしまいますね。

スポーツの歴史的しゅんかんを記録に残す使命


©フォート・キシモト

長年,さまざまなスポーツシーンをとりつづけてきましたが,オリンピックで日本人が金メダルをかく得するしゅんかんは,そうめったにとれるものではありません。2000年(平成12)のシドニーオリンピックでは,マラソンの高橋(たかはし)尚子(なおこ)選手のゴール写真の担当(たんとう)で,ゴール前で待機していたのですが,電光けい示板で高橋選手が先頭を走っていると知ると,『絶対(ぜったい)に決めるぞ!』と気合いが入りました。そして,高橋選手が1位でゴールに着いたしゅんかんをさつえいできたときは,本当に感動し,なみだが出そうになりました。どんな競技でも,スポーツは楽しいだけではなく,そのかげできびしい練習があります。だからこそ,それを乗りこえて1位を勝ち取った選手のえがおは最高の被写体になるのです。また,人間は常(つね)に進化し,新記録を生み出します。そのような記念すべき場面で,写真という形で記録を残すことができるスポーツカメラマンの仕事は,とてもやりがいがあります。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:スキー大会に出場したとき
  • 得意だったこと:スキー
  • 好きだった教科:体育
関連情報 株式会社フォート・キシモト

ページの先頭へもどる