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どんな子どもでも日本一になれる!~必ずできる!絶対できる! 元中学校教諭【13回の日本一に導いた陸上部監督】原田隆史さん

原田隆史さん

まず,自分を変えなさい!【主体変容(へんよう)

教師(きょうし)になって3年目のことでした。がんばってもがんばっても,失敗続きで自分がいやになって,「学校をやめたい。」と母に話したら,こう言いました。「先生を絶対に続けなければダメとは思ってないよ。そやけど,先生という仕事がいやでそこからにげ出すための転職(てんしょく)やったら,アカン。あんた自身が変わってなかったら,いくら仕事を変えても同じや。自分を変えなさい!」その言葉にガーンときました。「自分の心を変えよう! 自分が変われば,子どもたちも変わる!」そのことを母から学んだのでした。

だれかのためにこそがんばれる!【自立型(じりつがた)人間】

中学校男子砲丸(ほうがん)投げで,H(エイチ)という生徒を全力で指導(しどう)したことがありました。中学1年生のジュニアオリンピックで,そのHを食い入るように見つめている男性(だんせい)がいました。それは,わけがあって,はなれてくらしているHの父親でした。「おい,お父ちゃんが会いに来てくれたぞ。しゃべってこい。」と声をかけても,Hは動きません。試合前の練習もいつになくきんちょうしてガチガチでした。Hは優勝(ゆうしょう)間違(まちが)いなしとみられていましたが,結果はまさかの2位でした。試合のあと,Hはボロボロ泣いていました。はなれてくらす父親に“日本一”を見せたかったのです。 そして,「先生,オレ死ぬ気で陸上やるから,日本一にしてください。」と言いました。それからHは人が変わったように練習しました。そして,いよいよ中学3年生の全国大会をむかえました。会場には,父親がかけつけていました。わたしはHに言いました。「2年前のあの日から,ようがんばったな。お父ちゃんとしゃべってこい。でもきんちょうしないか?」「先生,まったくだいじょうぶです。今日のために最高の準備(じゅんび)ができています。」Hは父親のところへ行って,しばらく楽しそうに話したあと,「絶対,優勝しますから。」とわたしに言って,グランドに向かいました。そして,Hは1投目で優勝を決めました。人は自分だけのためにがんばろうとしても,力は出せません。“だれかのために”と燃(も)えたときにこそ,力が出せるのです。そのことをHから教わったのです。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:父が企画(きかく)する友だちとの遠足,家族旅行,親せきの家への帰省,自転車の遠出,マクドナルド【ハンバーガーの味】
  • 得意だったこと:創造(そうぞう)すること / 創作活動 / 絵 / アート / プラモデル
  • 好きだった教科:体育図画工作【1年生のときの担任,きび先生の授業が最高におもしろくて,大好きでした。】
関連情報 原田教育研究所 自立型人間育成教育

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