夢モデルわくわくストーリー

子どもたちの成長が楽しみ 小学校の先生 坂井 英一さん 富津市立金谷小学校 教頭

坂井 英一さん

自分が作った童ようを子どもたちに聴(き)かせたい!

大学在学(ざいがく)中にある音楽プロダクションのオーディションを受けました。受かってしまったんですね,これが。それから見知らぬ町の駅におりたっては,プロダクションからしょうかいされたライブハウスで歌っていました。でも,歌では食えませんでした。そこで民間の会社に就職(しゅうしょく)しました。社会をジグソーパズル,自分をその1ピースだとすると,就職はしたもののはまるべきところにはまっていない気がしていつもイライラしていたんです。ある日,作った曲に童ようがたくさんあることにふと気づきました。すると『この曲を子どもたちに聴かせたい』と思うようになり,それならば小学校の先生になろうと,28歳(さい)で短大に入学して先生になるための勉強をし,30歳で教員試験を受けたのです。30歳が受験資格(しかく)の年れいの上限(じょうげん)でしたから,最初で最後のチャンスでした。無事合格(ごうかく)して教員になるとそれまでのイライラ感がきれいに消えました。今ふり返ると,教職(きょうしょく)につくまで,何かに導(みちび)かれたような気さえします。

成長のしゅんかんに立ち会える幸せ

いちばん楽しみなのは,なんといっても子どもたちの成長ぶりを見ることです。体操(たいそう)も教えているのですが,たとえば逆(さか)上がりなど,それまでできなかったことができるようになる,そのしゅんかんに立ち会えることをうれしく思います。また『この子はあと3日練習すればできるようになるかな』などと考えるとすごくわくわくしますね。1人ができるようになると周りも一気にできるようになる時期というのがあって,それをわたしは“バクハツ”と呼(よ)んでいます。そんな子どもたちの“バクハツ”を目(ま)の当たりにできることがとても幸せです。

昔の夢といまの仕事のコラボレーションが実現(じつげん)

卒業して立派(りっぱ)に成長した子どもとの再会(さいかい)も教師(きょうし)みょうりのひとつ。教員はそのときだけ評価(ひょうか)されるわけではなく,10年後,20年後に思い返して評価される仕事です。教え子たちの成人式でわたしの作った歌をみんなで歌ってくれたときや,結婚(けっこん)式に招待(しょうたい)されて来ひんあいさつを任(まか)せてもらえたときは,大変感がい深く,しみじみ「この仕事をしていてよかったな」と思いました。また,担任(たんにん)を受け持っていたころは歌を中心に学級経営(けいえい)をしていたのですが,卒業生に「あのときのあの歌,覚えているよ」などと声をかけられると「子どもたちの心にきれいなメロディーとメッセージをひびかせることができたかな」とすごくうれしいですね。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:山歩き / ベーゴマ / 草野球
  • 得意だったこと:鉄棒(てつぼう) / かけっこ / 歌
  • 好きだった教科:体育

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