夢モデルわくわくストーリー

お菓子(かし)について研究し,お菓子のみりょくをしょうかいする仕事 菓子(かし)研究家 いがらし ろみさん

いがらし ろみさん

お菓子のみりょくを伝える仕事がしたい

小学校の低学年のころ,母親に料理の本をプレゼントされたのをきっかけに,料理が好きになり,小学3年生のときに初めてひとりでショートケーキを作りました。それから,お菓子作りに興味(きょうみ)を持ち,短大生のときは,フランス菓子店でのアルバイトをしながら,お菓子作りの教室に通い,料理の本もたくさん読みました。卒業にあたって将来(しょうらい)のことを考えたとき,これからも自分の好きなことがしたくて,アルバイト先のフランス菓子店でお菓子作りの仕事【職人(しょくにん)】につきました。ところが,お菓子作りの仕事には,毎日,20kg以上もある砂糖(さとう)やバターを運ぶこともあり,女性(じょせい)のわたしには大変でした。それに,これまでは,自分で作ったお菓子は,それを食べる人の喜ぶ顔が見られましたが,お店の職人になってしまうとお客さまの顔が見えず,作る人と食べる人との間にきょりを感じるようになりました。そして,わたしは“お菓子を作る仕事ではなく,お菓子のみりょくを伝える仕事がしたい!”と思うようになり,22歳(さい)のときにフランス菓子を勉強するためにパリへ旅立ちました。

無限(むげん)にアレンジができるフェアリーケーキに夢中(むちゅう)

2006年(平成18),イギリスのロンドンに行ったとき「フェアリーケーキ」にはまってしまい,それ以来,夢中です。フェアリーケーキとは,イギリスの家庭で作る,母から子へ受けつがれる伝統(でんとう)的なカップケーキのこと。以前から,そんなケーキがあると知ってはいましたが,ロンドンのフェアリーケーキ専門(せんもん)店で,旬(しゅん)のフルーツやかわいらしいシュガーデコレーションをのせたさまざまな種類に出会い,興味を持つようになりました。そして,素朴(そぼく)なカップケーキでありながら,生地(きじ)の種類を変え,ジャムやクリーム,フルーツやチョコレート,クッキーなどと組み合わせ,デコレーションをくふうすれば,星の数だけアレンジができる研究しがいのあるお菓子だと思いました。そして,「おいしくて,見た目も楽しめるフェアリーケーキ」を研究してみました。たとえば,イギリスの伝統的なケーキなのにフランスのりんごのお菓子「タタン」と組み合わせてみたり,日本流に「蒸(む)しパンスタイル」にし,黒糖(こくとう)やさつまいもなどで和【日本風】のテイスト【ふんいき】にしてみたり,塩味をプラスしてベイクドケーキにしてみたり,「カップケーキ」というスタイルはそのままに,さまざまなフェアリーケーキを創作(そうさく)してみました。そして,2007年10月,ついにフェアリーケーキの専門(せんもん)店をオープン! 日本ではまだなじみのないケーキですが,このケーキのみりょくをたくさんの人にしょうかいできればと思っています。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:両親のいないわが家に【“カギっこ”だったので】友だちを呼(よ)んで,お好み焼きやクレープを作ってみんなで食べたこと
  • 得意だったこと:空想・妄想(もうそう)
  • 好きだった教科:国語理科
関連情報 いがらしろみブログ

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