夢モデルわくわくストーリー

フレンチで人を幸せにする フランス料理店シェフ 黒木 伸太郎さん ル・ポワン・ウエスト オーナーシェフ

黒木 伸太郎さん

小さくてもいいからあるじになりたい

高校生になって将来(しょうらい)のことを考えるようになったとき,わたしは大きな会社の社員の一人として働くよりも,『小さくてもいいからあるじになりたい』と思いました。料理に興味(きょうみ)を持ったのは,アルバイト先のレストランでキッチンを担当(たんとう)したのがきっかけです。また,子どものころから洋菓子(ようがし)が好きだったので,料理もお菓子(かし)作りもできる『フランス料理の道へ進みたい』と思うようになりました。高校卒業後,料理の専門(せんもん)学校に通い,その後,ホテルの厨房(ちゅうぼう)で洋食を作っていましたが,『もっと本格(ほんかく)的なフレンチを作りたい』と思っていました。23歳(さい)のときに,『30歳になったら自分の店を持つ』という目標を立て,ならばその前に『本場のフランスで料理を学びたい』と思い,25歳のときにフランスへ旅立ちました。

(しゅん)の食材で毎日のメニューを考案

フランスで2年間料理を勉強し,帰国後,28歳のときに神奈川(かながわ)県の鎌倉(かまくら)に自分の店をオープンしました。修業(しゅぎょう)先のフランスのビストロ(気軽に利用できる小さなレストラン)では,あらかじめ決まったメニューを用意するのではなく,その日に採(と)れた魚や野菜を見てメニューを決めるのが主流でした。幸い,海と山に囲まれた鎌倉は,新せんな魚と野菜が豊富(ほうふ)に手に入ります。毎朝,季節感のある素材(そざい)を品定めしながら,『今日は何を作ろうかな?』と考える時間がとても楽しいです。また,素材選びからメニューの決定,料理を作り,お客さまにおもてなしをするといった一連を,すべて自分一人でできることにやりがいを感じています。

おいしい料理で人を幸せにしたい

以前,友人からお父さんの還暦(かんれき)パーティーの料理を頼(たの)まれ,その家に出向いて料理を作ったことがあります。実は,そのお父さんは病気で,「もし,1年後にお父さんが元気だったら,還暦パーティーの料理をお願いしますね。」と言われていたのです。1年後,そのような記念すべきパーティーで料理を作れることに幸せを感じ,お父さんのために心をこめて料理を作りました。すると,お父さんはとても喜んでくださり,家族の方からも感謝(かんしゃ)の言葉をいただきました。このように自分の料理が,お客さまの人生の良い思い出として残すことができたとき,『この仕事をしていてよかったな』と思います。料理人とは,おいしい料理を作るだけではなく,『人に喜びをあたえることができる仕事』だと思いました。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:虫とり / 段(だん)ボールで基地遊び
  • 得意だったこと:生徒会などでリーダーシップをとること
  • 好きだった教科:体育算数理科
関連情報 Bistrot Orange (ビストロ オランジュ)

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