夢モデルわくわくストーリー

将来(しょうらい)の夢につながる“好き”を見つけるお手伝い 上野梨恵さん 株式会社キッズシティージャパン

上野梨恵さん

たくさんの子どもたちの笑顔に出会うために

東京都の豊洲(とよす)というところにある『キッザニア東京』という施設(しせつ)で,運営スタッフ マネージャーをしています。この施設は,子どもたちが主役になって,実物そっくりのさまざまな仕事を大人になりきって楽しみながら体験し,社会のしくみを学ぶことができる場所です。たくさんの仕事を体験することを通して,自分にあった仕事について考えたり,興味(きょうみ)をもったりするきっかけづくりになってほしいという願いでつくられた施設なのです。
わたしの仕事は,施設の中を回って,ここに来る子どもたちが『楽しんでいるかな?』『困(こま)っていないかな?』と点検(てんけん)したり,子どもの体験をサポートするスタッフと話をしたりして,子どもたちが楽しく体験できる環境(かんきょう)をつくることです。
キッザニアでアルバイトとして仕事を始めたのは,大学3年生のときです。テレビで「子どもが主役の子どもの街 キッザニア東京 オープン!」というニュースを見ました。子どもが大好きで,将来は保育士(ほいくし)を目指して大学で勉強していたので,毎日たくさんの子どもたちと出会って,子どもたちの将来の夢を見つけるお手伝いができるその施設にとてもみりょくを感じ,アルバイトに応募(おうぼ)しました。
毎日たくさんの子どもたちが,消防士(しょうぼうし)やモデル,絵の教室などの仕事や習いごとの体験をしに来てくれます。そして,体験をし終わった子どもたちの顔には,決まって笑顔がこぼれています。“この仕事は,こんなにたくさん子どもたちを笑顔にできるんだ!”と感動し,大学を卒業後,キッザニアの社員として残ることを決意したのです。

体験すると,好きなことがふえるよ!

画家を目指して絵の勉強をする「デザイン教室」という体験施設の担当(たんとう)スタッフだったときのことです。ここに何度も来てくれているある男の子から,「絵をかくのはあまり好きじゃなかったけど,ここに何度か通ってみたら,すっごく楽しくて,絵をかくのが好きになったんだ!」といううれしい言葉をもらいました。このように,キッザニアで体験することで,好きなことがふえたと言ってもらえると,子どもたちの“将来の夢につながる好きなことを見つけるお手伝い”ができたと感じられ,わくわくします。 
キッザニアには,80種類以上の仕事体験やサービスを受けられる施設があるので,新しいことにいろいろ挑戦(ちょうせん)して,これまで知らなかったり,自分に合ったりした好きなことをたくさん見つけてほしいなと思います。

体験を楽しんだ笑顔が素敵(すてき)

この施設には,0歳(さい)児から入場できます。ただし,自分の力で楽しむことが目的であるため,仕事の体験をしたりサービスを受けたりする場所には,3歳児から入ることができ,保護者(ほごしゃ)の方は入ることができないことになっています。
ある日,3歳になったばかりの女の子が,デザイン教室の体験をしに来てくれました。その女の子は,生まれてはじめて保護者の人と離(はな)れるという経験(けいけん)をすることになったようです。やはり,不安だったのでしょう。教室の中になかなか入ることができませんでした。わたしは,その不安を取り除(のぞ)きたいと思い,時間をかけていろいろな話をしたり,二人で絵をかいたりしました。中に入るまではとても時間がかかりましたが,絵をかきはじめると不安な表情(ひょうじょう)が消えて,集中してもくもくと絵をかいたのです。そして,体験時間が終ったとき,わたしに向ってとても満足した“にこにこっ!”とした笑顔と素敵な作品を見せてくれました。その笑顔を見て,この子は心からこの体験を楽しんでくれたのだということが実感できたのです。
これからも,一人でも多くの子どもたちの笑顔が見られるように,きめ細かなサポートをしていきたいと思っています。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:キャンプ
  • 得意だったこと:絵をかくこと / サッカー
  • 好きだった教科:図画工作体育
関連情報 キッザニア

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