夢モデルわくわくストーリー

本を読んで,人と出会って,わくわくしてほしい! 本のソムリエ 団長さん

団長さん

読書から得られる2つのわくわく

ぼくは,1日に3さつ,1年で1,000さつ以上の本を読んでいます。人からはよく,「すごいですね」とか「えらいですね」などといわれますが,本が好きで読みたくて読んでいるので,全然すごくもえらくもないのです。本を読むのが好きになったのは,小さいころぼくのおじいさんが,自分で絵本をかいて送ってくれていて,それがすごく楽しみだったことがきっかけかな。いつのまにか大好きになっていました。読書をすると2つの“わくわく”を感じることができます。1つは,まだ行ったこともない知らない世界の人たちの生活や考え方にふれられるところです。自分とはまったくちがう生き方をしている人の話を読むと,「人間って,こんな生き方もできるんだ」と“わくわく”してしまいます。もう1つは,多くの言葉を知ることができるところです。いろいろな言葉を知ると,いろいろな考え方ができるようになったり,自分の気持ちや言いたいことをピッタリした表現(ひょうげん)で人に伝えられるようになったりします。つまり,本を読むと,自分の外側と内側,両方の世界が広がっていくのです!“わくわく”してくるでしょう?自分が読みやすい本でいいので,みんなには1さつでも多くの本を読んでもらいたいと思っています。

人と出会えることの幸せ

ぼくにとって,本を読むことと同じくらい“わくわくすること”がもう1つあります。それは,「人との出会い」です。ぼくは,今、ミュージシャンをしながら「本のソムリエ【深い知識(ちしき)をもとに,その人にオススメの本をしょうかいする人】」という仕事をしています。しかし、小学生のころのぼくの夢は,毎年,たくさんの子どもたちに出会える「学校の先生」になることでした。大学生になってからは先生になるための勉強もしましたが,『もっともっと,いろいろな人と出会いたい』と思いながら生きているうちに,今の仕事にたどりついたのです。ミュージシャンも本のソムリエも,学校の先生という夢とは関係ないように見えますが,なんと,本のソムリエとして小学校や中学校にまねかれ,読書授業(どくしょじゅぎょう)をしているのです。そう,「学校の先生」という夢が実現(じつげん)できちゃっているわけです。全国の小学校を訪(おとず)れるので,本当にいろいろな人と出会えます。もう“わくわく”しっぱなしです!こうして夢を実現できたり,人と出会えてわくわくできたりするのは,すべて本を読んでいたおかげだと考えています。だから,みんなに本のすばらしさを伝えることで,本に恩返し(おんがえし)をしていきたいのです。

可能性(かのうせい)を信じること,自信を持つことの大切さ

子どもたちが8人しかいない大分県の小さな小学校で「本のソムリエ」として読書授業をしたあとのことです。しばらくして,その中のある女の子の作文がぼくの手元に届(とど)きました。授業でぼくが話した「できると思えばできる」という言葉を信じて,夢だったミュージカルのオーディションを受けたら合格(ごうかく)したというのです。これはうれしかった!ぼくの言葉がその子の力になれたこともそうですが,『人間には,すごい力がある。可能性のかたまりなんだ!』と感じられたことが,とてもうれしかったのです。本当にはげまされました。ぼくが,人と出会うことや本を読むことが好きなのは,人間のもつ可能性を感じられるから。「人間ってすごいな!」と“わくわく”できるからなのです。本を読めば読むほど,人と会えば会うほど,ぼくの“わくわく”はふえていくのです。「本のソムリエ」をしているのは,より多くの人に,人間のもつ可能性を感じられるようになってもらいたいからです。そうなれば,自分自身の可能性にも気がつけるようになり,自分自身に自信を持てるようになります。夢に向かって生きていけるようになります。そんな人をたくさんふやしていくことが「本のソムリエ」であるぼくの夢です。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:外で遊ぶこと / こん虫採集(さいしゅう)
  • 得意だったこと:野球 / ドッジボール
  • 好きだった教科:国語
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