夢モデルわくわくストーリー

英語を学ぶ楽しさを伝えたい 英語講師(こうし) 籠島 由希子さん

籠島 由希子さん

大好きな英語が世界を広げてくれた

中学・高校のころから,わからないことがどんどんわかっていくことが楽しくて,英語の授業(じゅぎょう)が大好きでした。大学受験のときも,読めなかった英語の文章が読めるようになることがうれしくて,英語を一生懸命(けんめい)勉強していました。大学で英語を専門(せんもん)的に学ぶことはありませんでしたが,34歳(さい)で働き始めようとしたとき,ある会社の試験で英語の点数が良かったということで合格(ごうかく)したのです。仕事の文書を英語で読んだり,書いたり,オーストラリア人と電話や会議で話し合ったりと,経験(けいけん)したことのないことばかり。それでもやっていけたのは,十数年前に英語を楽しく学んだときの経験と知識(ちしき)があったからだと思います。どんなことでも,好きなことを楽しみながらやっていれば,いつかきっと役に立つことがあると思うのです。だからこそ,英語が苦手だと思っている学生さんや大人の方に,英語ができるようになる楽しさを知ってもらいたいと思っているのです。英語が好きになり,話せるようになれば,海外に友だちをつくったり,英語を使う仕事をしたりできます。英語は,世界を広げる「扉(とびら)」のようなものだと考えています。生徒さんが楽しみながら学んでもらえるような教え方をすることで,その「扉」を開けるお手伝いをしたいと思っています。

生徒さんといっしょに見つけるピッタリな学び方

わたしは,一人ひとりの強みを引き出していく「コーチング」という仕事もしているので,その生徒さん一人ひとりに合った方法で英語を学んでもらおうと心がけています。くり返し書くことだったり,耳で聞くことだったり,声に出すことだったり,理解(りかい)しやすい学び方は人によってちがうのです。たとえば,スポーツが得意な高校生に教えていたときは,リズムに合わせて英語を覚えることで,力をのばすことができました。とはいえ,最初から生徒さんにピッタリな学び方がわかるわけではありません。『この人にはどんな伝え方が合っているのだろう?』と,いろいろな方法を試しながら,生徒さんの反応(はんのう)をよく見て,よく話を聞いて,その人にピッタリな学び方を見つけていくのです。その過程(かてい)は,生徒さんと二人で授業を作り上げていくような感じで,とてもわくわくしますね。うまくいったときは,理解できた生徒さんも,うまく教えることができたわたしも,大喜びです。こうやって二人でいっしょに「やった!!」と喜べるのも,この仕事の楽しみの一つです。

いっしょに学ぶ楽しさ,ともに成長する喜び

英語がよくわからないまま高校に入り,授業がますます難(むず)かしくなって困(こま)っていた女子高生に出会ったときのことです。『この人には理解力がある』と感じたわたしは,『やればできる』と信じて授業を始めました。わたしの授業をつらいと感じないように,ときどき進路のなやみなどを聞いたり,かの女のペースに合わせて,わかっていないことをくり返し教えたりして,工夫しながら進めていきました。できなかったことができるようになったら,必ず口に出してほめることも大切です。自分自身で成長を感じ,“英語を学ぶ楽しさ”を味わえるようになるからです。そうしたところ,学校での英語の試験の点数が,毎回,毎回上がり,クラスでも上位の方になり,本人も楽しそうに報告(ほうこく)してくれるようになりました。そして,「籠島先生の所にうかがうようになって,英語を勉強することがつらくなくなって,これからもがんばれそうだ。」と書かれた年賀状(ねんがじょう)をもらったときは,『学ぶ楽しさを伝えられたんだ』と,とてもうれしく思いました。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:友だちと遊ぶこと / 動物に接(せっ)すること
  • 得意だったこと:読書感想文を書くこと / とび箱
  • 好きだった教科:国語家庭科体育
関連情報 Sept lani(セラニ)

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