夢モデルわくわくストーリー

自分をありのままぶつけた出会いが自分を大きくする! 魚屋 浅田 宗良さん 浅田水産株式会社

浅田 宗義さん

知人から「魚にくわしくなれ」と言われて

わたしは,魚(うお)河岸(がし)に近い築地(つきじ)の店頭で魚を売っていて,お客さんの95%は,料理屋さんです。築地では,大学時代,魚屋でアルバイトをしていました。ある日,よく行くラーメン屋さんで,大きな雑誌(ざっし)社の社長と知り合ったんです。その人から「せっかく魚屋でアルバイトしてるなら,本が1冊(さつ)書けるくらい魚にくわしくなってごらん」と言われたのがきっかけで,いつのまにか魚屋を自分でやるようになり,魚屋が自分の表現(ひょうげん)の場になっています。魚を意識(いしき)して見るようになってからは,魚にまつわる雑学(ざつがく)をたくさん持てるようになりましたよ。たとえば,秋という言葉の「あ」は「あつまる」という意味が,「き」は「さかな」という意味が語源(ごげん)だとかね(笑)。

金もうけより,魚を通して人と出会うのがうれしい

心の広いすばらしい人に会うと,わくわくします。今日も大学の大先ぱいが店に寄(よ)ってくれました。先ぱいは,ふらっと来て魚をたくさん買ってくださる。ありがたいですね。お店を通して人と出会うわけですから,お店に何を並(なら)べるか考えるのもわくわくしますね。季節によって,日によって,良い魚はちがいますから,楽しいですよ。前に,うまい魚を買おうと思って築地に来た若(わか)い人が,いろんな店を回った末にうちの店に来たんですよね。単にうちとの相性(あいしょう)が良かったのでしょうが,こういう出会いはいいですね。出会う人とちゃんと話をするためには,日ごろから読書をしたり,自分の頭で考えたりするなど,内面をきたえておくことが必要だなと考えます。

自分を信頼(しんらい)して,待ってくれた人がいた

自分で仕事をしていると,いろいろと困(こま)ることもあるんです。あるとき,大きなお金をはらわなければいけないことがありました。全体の5分の2くらいしかすぐには用意できなかったので,しはらい先に,しはらいを待ってほしいと相談したんです。するとその人はわたしのことを信用してくれ,書類をきちんと作って待ってくれました。もちろん,お金は決められたときまでには用意しましたが,こんなとき,人の情(なさ)けに感動というか感謝(かんしゃ)しますね。そのような,いろんな方の助けがたくさんあって,今,魚屋をやってられるってことが感動ですよ。

小学生のころに好き
だったことを教えて!
  • わくわくしたこと:山や海での陣地(じんち)づくり
  • 得意だったこと:かけっこ / 水泳
  • 好きだった教科:国語算数理科社会
関連情報 築地共栄会 浅田水産

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