はじめてのケータイ|無料ゲームサイトに気をつけて

あれ?無料なのに…

無料と宣伝(せんでん)しているゲームサイトですが,パケット通信料がかかったり,もっと楽しむためのアイテムが有料だったり,完全に無料というわけにはいかないようです。次のふたつの例を見てください。

無料なのに釣りざお(つりざお)は買うの?

事例1:釣りゲームを始めたAくん

無料ゲームサイトで釣りゲームを始めたAくん。順調に釣れるようになって,レベルも上がりました。けれども,釣れるのは小さな魚ばかり。大きな魚は針(はり)にかかっても,釣ることはできません。

どうやら,ショップで売っている300ポイントの釣りざおがあれば,釣れるようです。どうしてもほしいAくんは,ショップで「購入」(こうにゅう)ボタンを押してしまいました。暗証番号(あんしょうばんごう)には家の電話番号の一部を入れてみると,なんと簡単(かんたん)に手に入れられました。

新しい釣りざおでは,釣ったことのない大きな魚が釣れました。でも,50ひきくらい釣ったところで,もっと大きな魚を釣りたくなってきました。そこで,また新しい釣りざおを買いました。今度は,3000ポイントの一番高い釣りざおです。すると,ものすごく大きな魚が釣れました。なんと全国ランキングで3位の大きさでした。

1位を目指して釣り続けていたAくんですが,ある日お母さんによばれてケータイの請求書(せいきゅうしょ)を見せられて真っ青になりました。「Aくん,ケータイで一体何をしているの?」1ポイントが1円で3万円以上の利用料と,12万円のパケット通信料が請求されていたのです…。

ポイント1

  • ゲームは無料でも通信料は別なので,高額(こうがく)なパケット通信料がかかることがある。
  • 無料のゲームでも,もっと楽しむためのアイテムは有料の場合がある。

無料ゲームサイトで遊ぶなら,パケット通信料は定額制(ていがくせい)にしないと大変なことになります。中には1か月で25万円も請求された例があります。しかも,子どもがやったことと言っても,はらわないですむようにはならないようです。こんなことになったら,家の人に大きな迷(めい)わくがかかってしまいますね。

イメージ:無料のゲームでも,アイテムは有料の場合があります。

また,ゲーム自体は無料でも,例のようにアイテムは有料の場合があります。説明をよく読んで,無料のはん囲で楽しむのが安心です。

アバターをもっともっとかわいく!

事例2:アバターをかわいくしたいBさん。

ゲームサイトに会員登録してマイページをもったBさん,プロフィールも自己紹介(じこしょうかい)も書いてバッチリです。けれども,アバター(=ゲームサイト上での自分の分身となるイラスト)が最初のままでは,ぜんぜんかわいくありません。

アバターショップには,かわいい服やアクセサリーがたくさんありました。ぼうしやくつ,メガネなどの小物もあって,コーディネートもいろいろ楽しめそうです。本当の服をたくさんそろえることはなかなかできませんが,アバターなら簡単でした。

そのサイトでは,実際(じっさい)のお金はかかりませんが,スポンサーサイトに会員登録するとポイントがもらえます。このポイントでアバターパーツを買うことができるようです。

お金もかからないので,たくさんのスポンサーサイトに登録してポイントをゲットして,好きなアバターパーツを買うことができました。Bさんはそのあとも,新作アイテムは必ずチェックして,気に入ればスポンサーサイトに登録し続けていました。

そんなことをくりかえしているうちに,1日に何十通も宣伝メールが届くようになってきました。出会い系サイトやアダルトサイトからのメールもたくさん入ってきます。さらには,Bさんのおうちには,宣伝の郵便もたくさんとどくようになってきました。

ポイント2

  • ゲームサイトによっては,スポンサーサイトに登録するとポイントがもらえる。
  • 登録した個人情報は,どのように使われるかはわからない。
  • 住所を登録すると,郵便で宣伝がとどくこともある。

まず,やたらに登録するのはやめた方がいいでしょう。会員登録をするときは,自分だけで判断(はんだん)せず,必ずおうちの人に話して見てもらいましょう。迷わくメールならメールアドレスを変えることで防(ふせ)ぐことができますが,住所まで知られては大変です。

まとめ
  • ゲームは無料でも,アイテムなどが有料の場合がある。
  • ケータイのメールアドレスは,むやみに教えない。公表しない。
  • ポイントがもらえるスポンサーサイトには,むやみに登録しない。

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