はじめてのケータイ|ケータイメールの使い方

ケータイは便利な電話?

ケータイのいろいろな機能(きのう)の中でももっともよく使われているのは,メール機能だと思います。電話の場合は相手が出られないこともありますが,メールはいつでも相手にとどけられます。そこがメールの一番便利なところです。けれども,そんなメールには,メールならではの注意点があります。

どっちの「いいよ」?

ある小学校の5年生の女の子,Aさんが,仲良しのBさんにこんなメールを送りました。

「今日,3時に図書館で会おうよ」

すると,しばらくしてBさんからメールがかえってきました。そこには,

「いいよ」

としか書かれていませんでした。Aさんは,Bさんが来られるのか,来られないのか,よくわかりませんでしたが,Bさんはきっと来られるのだろうと思って,3時に図書館で待っていました。

どっちのいいよ?

けれども,Bさんはいつまでたっても来ませんでした。Bさんの送った「いいよ」というメールは,Aさんのさそいを断(ことわ)る意味の「いいよ」だったのです。

メールは,相手の表情(ひょうじょう)や口調がわからない

もし,AさんとBさんが直接(ちょくせつ)会って話をしていたりしたら,表情や言い方,声の出し方などで,「いいよ」の意味がわかったはずで,こんなまちがいはなかったことでしょう。

メールで伝えられるのは文字と絵文字だけで,相手の表情や言い方,声の出し方は伝えられないのです。Bさんのように言葉が足らなかったり,あいまいな書き方をすると,まちがった意味で伝わってしまって,トラブルやケンカになることもあるのです。

会話やメールによる言葉のやりとりは,たとえばサッカーのパス練習とよくにています。相手が受け取りやすいようにボールを出せば,相手もいいところに返してくれます。変なところにパスを出してしまうと,相手の体のバランスがくずれて,変なところへ返ってきてしまいます。

そんな時でも「ごめん,ごめん」と言ったり,表情を見てわざとじゃないことがわかったりすれば,かんちがいやトラブルはうまれません。

同じように,AさんとBさんが直接会って話しているときならば,「いいよ」としか言われなくても,Aさんはかんちがいしなかったでしょう。断っているのか,賛成(さんせい)しているのか,言い方や顔の表情から,どちらなのか判断(はんだん)できるからです。

相手の立場で3回読み返してみよう

けれども,メールの場合はちがいます。メールは真っ暗な中で,だまってボールをパスするようなものなのです。相手のつぶやきや表情はわかりませんし,自分の表情も相手にはわかりません。

メールは文字だけしか送ることができないので,伝えたいことや考えていることが,とても伝わりにくいのです。それでケンカになってしまうことさえあるのです。

そんなことにならないためにも,メールを書いたらメールを送る前に,深呼吸(しんこきゅう)を1回してみましょう。そして,相手の立場になって3回読み返してみましょう。

もし,自分の書いたメールが,伝えたいこととはちがう内容(ないよう)のようにも読めたなら,言葉を付け足したり,書き直したりしたほうがよいでしょう。メールでは,電話や会って話すとき以上に,思いやりの気持ちが必要なのです。

まとめ
  • メールは文字しか送れないので,言いたいことや考えていることが伝わりにくい。
  • メールを送る前に,相手の立場になって3回読み返すようにする。
  • メールでは,電話や会って話すとき以上に,思いやりの気持ちが大切。

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